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アクションカメラはかつて、小さく軽く頑丈で画質は本格的なカメラに劣るものの、機動力とコストで優位に立つ存在だった。その代表格が「GoPro HERO」シリーズである。
しかし、Insta360 GOのようなウェアラブル超小型カメラや、DJI Osmo Pocketのようなジンバル一体型カメラが登場し、多様なシーンで使われるようになると、アクションカメラの位置づけは変わり始めた。
撮影現場では現在、アクションカメラ、ジンバルカメラ、ビデオカメラやシネマカメラが同時に使用されることが一般的だ。そのため、アクションカメラにも他の機材と同等の画質が求められるようになっている。
これがいわゆるアクションカメラのシネマカメラ化であり、各社は上位モデルに1型センサーを搭載することで対応してきた。
GoProも「GoPro MISSION 1」という新シリーズでこの流れに乗った。同社は近年、競争激化によるシェア減少やリコール、リストラなど暗い話題が続いていた。新シリーズは復活ののろしとなるのだろうか。
今回はMISSION 1の上位モデル「GoPro MISSION 1 PRO」を試用した(機材協力:GoPro)。手にした第一印象は「思ったより大きくて重い」というもの。シネマカメラ化に伴い全体的にサイズが増したためだ。2世代前のGoPro HERO 11と並べて比較するとその差は明らかである。
最も大きな違いはイメージセンサーと画像処理エンジンにある。最新のHERO13は1/1.9型・約2760万画素だが、MISSION 1は1型・約5000万画素(クアッドベイヤー配列)で、面積は約3倍。8Kオープンゲート記録に対応し、4Kではデュアルゲイン読み出しにより広いダイナミックレンジと高感度を実現している。
また、新たな画像処理エンジン「GP3」プロセッサーを搭載し、電力消費が抑えられている。